管理業務主任者とは

マンション管理業界で「独占業務」を持つ重要なポジション

管理業務主任者資格は、ニーズが高くなおかつ合格率もそれほど難関ではないねらい目の資格です。その理由は国の政策もあり、いま・今後しばらくは特に需要の高い専門職だからです。ここではまず、管理業務主任者の仕事内容を見ていきましょう。

管理業務主任者は、マンション管理の管理会社やデベロッパーには欠かせない国家資格者です。「独占業務」と呼ばれるその資格者にしかできない権利を持ち活動しています。

管理業務主任者の仕事はかんたんにお話しすると、「マンション管理業務の責任者」ということです。いま日本には全国に約500万戸以上のマンションが存在しています。そして500万戸の1/4以上は築年数が20年を超えています。住民の方が長く快適に暮らし続けるためには、どのマンションにも適切なメンテナンスが欠かせません。

そのためマンションにお住まいの方々(マンション管理組合)はマンション管理会社と契約を結んで、マンションの管理・修繕業務を委託するのが一般的です。そしてこの両者間で結ばれる委託契約の「責任者」となるのが管理業務主任者です。

管理業務主任者には以下の3つの「独占業務」が認められています。
【独占業務 1】
委託契約に関する重要事項の説明および重要事項説明書(72条書面)への記名押印
【独占業務 2】
管理委託契約書(73条書面)への記名押印
【独占業務 3】
管理事務の報告

わかりやすく噛み砕いてみます。
(独占業務 1)マンション管理組合と契約を結ぶ時は、必ず重要事項を説明しなければならない。
(独占業務 2)委託契約において、管理会社サイドで契約書にサインをしてもいいのは管理業務主任者だけ。
(独占業務 3)また契約に基づき行われた業務については、その報告は必ず管理業務主任者が行わなければならない。

ということです。
これらのルールは、2001年に国土交通省が「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」という法律のもとに定めました。日本人の生活スタイルとして、今後もまだまだマンション派が増大することを見越してのことです。
ですから管理業務主任者は非常に重要な国家資格者であり、また今後ニーズの高い職業であるといえるわけです。

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